ジープの歴史

1940~1949


1941年、米軍兵士をサポートするために生まれたJeep®。この時、その歴史は始まりました。 その後、Jeep®は「どこへでも行ける。何でもできる。」スピリットを胸に、 各方面で革新的なモデルを送り出し、4×4カテゴリーのトップブランドとして走り始めたのです。

1950~1959


1950年代にはレクリエーション用車両の人気が高まり、より優れた技術開発が求められるようになりました。 コアファンのサポートでJeep® オーナーの集まりであるJeep® ジャンボリーが開かれるようにもなり、 その販売台数は、当時販売されていた7モデルにより過去最高へと駆け上がりました。

1960~1969


個性と格調高さが求められたこの時代、洗練と革新の代名詞となったWagoneerが新たに開発されました。 仕事用、プライベート用、そしてラグジュアリーな移動用としてラインアップは14モデルまで拡大。 さまざまなシーンを駆けめぐったのです。

1970~1979


70年代にはブランド初となるフルタイム4×4システムを導入。4×4カテゴリーのトップブランドとして、 その地位をより確かなものにしています。またスポーティな2ドアフルサイズモデル、 Cherokee SJが「4WD オブ・ザ・イヤー」賞を軒並み受賞。6モデルの販売が好調だったため、 販売台数も過去最高を更新しました。

1980~1989


この時代、Cherokee XJが、4×4市場に革命的変化をもたらしました。 世界初のコンパクト4ドアSUVであるこのモデルは、 ユニフレーム構造やシフトオンザフライ対応フルタイム4×4システムなど、 数多くの「世界初」を採用した一台でした。

1990~1999


1993年モデルのGrand Cherokee ZJは、オンロード性能とオフロード性能を高次元で両立し、 SUVの新しいベンチマークとなりました。 1997年にはコイルサスペンションを新搭載し、走破性を極めたWrangler TJが登場。 また1999年には史上最強のSUVとなるGrand Cherokee WJが発売となりました。 この10年間の累計販売台数はなんと62万9,000台に達しています。

2000~2009


2000年代、Wranglerにニューモデルが誕生しました。4ドア・乗車定員5名のWrangler Unlimitedです。2ドア・4名のWranglerに対して、広い室内空間をもちながら、圧倒的なオフロード走破性を実現する一台を導入することで、より多くの仲間や家族との冒険を可能にしたのです。また2003年モデルのWrangler Rubiconは、Jeep®ブランド史上最高の走破性能を実現。その他にもJeep®初のコンパクトSUVである2006年モデルのCompassとPatriotが登場しています。

2010~2019


2010年代以降、世界を舞台に飛躍的に成長しているJeepは、2016年に過去最高の販売台数141万台を記録します。その成功は、デザインを一新して世界中が絶賛した2011年モデルのGrand Cherokee、ミッドサイズSUVの概念をまったく新しく塗り替えた2014年モデルのCherokee、2015年に誕生したJeep初のスモールSUV Renegade、そして2017年により都会的なスタイルにフルモデルチェンジを果たしたCompassが牽引。進化を続ける力強い走破性と多彩な魅力が人々を魅了しています。

2020~現在


100年に一度と呼ばれる大変革の時代を駆け抜ける自動車業界。Jeepも次世代へのめざましい進化を続けています。2020年、Jeep初のプラグインハイブリッドモデルRenegade 4xeがデビュー。排ガスをまったく排出せずに最長48km走行が可能な上、Renegade史上最強の悪路走破性も実現しました。2021年には、Jeep初のピックアップトラックGladiatorとJeep初の3列シートGrand Cherokee Lも登場。3つの「Jeep初」がラインアップに加わった本物の自由と冒険は、明るい未来に続くラフロードをたくましく走り続けています。