1970-1979
70年代にはブランド初となるフルタイム4×4システムを導入。4×4カテゴリーのトップブランドとして、その地位をより確かなものにしています。またスポーティな2ドアフルサイズモデル、Cherokee SJが「4WD オブ・ザ・イヤー」賞を軒並み受賞。6モデルの販売が好調だったため、 販売台数も過去最高を更新しました。
COMMANDO HURST EDITIONの物語
1971 JEEPSTER COMMANDO HURST EDITION
1971年モデルのCommando“Hurst Special”は、最も希少なJeep®車のひとつとして知られています。総生産台数は100台に満たず、コレクターが喉から手が出るほど欲しがる人気モデルとなっています。
1972-1983 JEEP CJ-5 RENEGADEの物語
1972-1983 JEEP CJ-5 RENEGADE
5.0ℓ V型 8気筒エンジンや4×4システム「トラックロック」を搭載したモデルで、1971年には、特別限定車Jeep® Renegade Ⅱが生産されています。
1975-1983 JEEP® CHEROKEE (SJ) の物語
1975-1983 JEEP® CHEROKEE (SJ)
このCherokeeは、Wagoneerのスポーティな2ドアモデルで、バケットシートやスポーツステアリングホイールを採用するなど、アドベンチャーが好きな若者向けに開発されたモデルです。
1974年2月には『フォーホイーラー』誌主催の「アチーブメント賞*」を初めて受賞。1975年にはフェンダーフレアを備えたモデルとフェンダーフレアを持たないモデル、2種類のボディスタイルが生産されています。4ドアモデルは1977年までに開発されました。そして9年の間、オプションパッケージとしてCherokee S、Cherokee Chief、Laredo、Golden Eagleが導入されています。
*現在の「フォーホイーラー・オブ・ザ・イヤー」。
JEEP®JEEP CJ-7の物語
1976-1986 JEEP CJ-7
1976年、20年ぶりにCJ-7のデザインが大幅に変更されました。CJ-7は、Willysの系譜を直接受け継ぐ7代目にあたるモデルで、CJ-5に比べてホイールベースがわずかに拡大され、オートマチックトランスミッションを搭載。さらにオプションでプラスチックトップとスチールドアを採用した初めてのモデルでした。1983年、CJ-7の人気向上に伴い、30年間続いたCJ-5の生産はついに終了。ちなみにドア開口部の形は、CJ-5とCJ-7を見分ける目印にもなっています。
1970年代WAGONEERの物語
1963-1991 JEEP® WAGONEER (SJ)
1970年代、Jeep® Wagoneerには多くの進化が見られました。最も大きな点は、手動で切り替える必要のない革新的なフルタイム式クォドラトラック® 4×4システムを採用したこと。このシステムは、自動車業界に革命をもたらしました。1978~79年に生産されたWagoneer Limitedは、Super Wagoneerの後継モデルのような存在で、後にGrand Wagoneerと改称されました。このLimitedは当時、4×4モデルで最上級のラグジュアリーを追求したモデルで、『ロード&トラック』誌に「四輪駆動のシャンパン」と呼ばれたほどです。